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有賀啓雄 / RAIN DOLPHIN 8cm

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58歳の若さで亡くなった孤高の元祖宅録ポップス職人。
メジャーデビュー後はソロワークスを経て、音楽プロデューサー、数多くのJ-POPSの名バンドのバックにてベーシストとしても活躍した才人。
有賀啓雄の92年作「umbrella」からのシングルカット盤となります。
80年代シティーポップ文脈で再評価されている崎谷健二郎との「VISION」に在籍。
後に宅録にて作った楽曲が山下達郎の目に止まりシンガーソングライターとしてメジャー活動を行うこととなります。
崎谷健二郎は「VISION」後にニューヨークのパラダイスガラージなどを訪れたことにより、ハウスの世界をJ-POPSへ昇華していきますが、有賀啓雄は一人家でゴソゴソPOPSを作っていた職人で、雨をテーマにしたPOPSが並びます。
1stアルバム「Sherbet」(1987年作)から5年の歳月を経て作られた2ndアルバムが名作「umbrella」で、その冒頭を飾るのが今作「RAIN DOLPHIN 」です。
有賀啓雄の楽曲群のなかでも群を抜いて素晴らしいこの楽曲は奇跡を録音したかのような融合が聴ける名曲。
ミニマルミュージックの巨人、スティーブ・ライヒのミニマル手法を自らの手のうちに収めた極上サウンドと言ったら良いのか。
日本の音楽家のなかにおいて、このライヒ的音楽手法をさらりと楽曲に忍び込ませた名作と言えば、濱瀬元彦 の「Notes Of Forestry 樹木の音階」や竹村延和の「こどもと魔法」など色々とありますが、王道POPSの世界に忍び込ませているところは難解度から言えば一番にセンスが試される実験だと感じます。
「Music For 18 Musicians」の手法をより広い階層に落とし込んだ、次作の「Octet • Music For A Large Ensemble • Violin Phase」にて消え去った「Music For 18 Musicians」のある種の緊迫感が今作でのイントロで保たれているところには参ります。
ライヒからの極上のシティーポップスへと入る展開は、雨の中、自転車を走らせて坂を下り、幻想の都市へと走り去っていく有賀啓雄の姿が見えるような楽曲。
2曲目の「恋人だった友達」はアルバム未収録。

CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX+:Excellent Plus
経年劣化が軽くあるも上質な状態・良品
promo盤 8cmシングル

https://youtu.be/lXI_BEwB4_Q?si=ufvCAACk7Ph9EgGN

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