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弓場宗治 ASUKA TEMPLE / HOSANNA CD

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こちらの商品は「HOSANNA」のレコードに付属していた、同内容のCDです。

2012年にこの世を去った、90年代関西シーンのプログレッシブ。
奈良県の明日香村に生まれ、明日香に在住しながら音楽制作を続けられていた弓場宗治という音楽家。
古墳などが残る奈良の明日香村にて多重録音された音像はとてつもなく純度の高いミニマルドローンの世界。
イタリア、ジャーマンプログレ、プログレッシブロック、もう消えかけている、レコ屋のあのブースのムードが漂っています。
アシュラ・テンペルやクラウス・シュルツ、タンジェリンドリームの世界線にいながら、ラモーテヤング、テリーライリーといった、アメリカの著名なミニマル作家の作品など、色々な要素がワンコード、回転のなか聴こえてくるのですが、人である以上、人の限界で踏ん張りながら作り出される音はスレスレの次元。
音の重なりの実験を煮るに煮すぎた作品と言えば、JUKE/19のPIECESですが、このような一体ではなく(PIECESの一体音も最高なのですが)、これほどに重なり透き通っている音像はここだけの音だと感じます。
元のCD-R作品はそこにより鋭い音像がかぶさっていたようで、再現は不可能だったようですが、弓場宗治の作品はというと、少量生産のCD-Rしか存在していなかったため、なかなか今や探そうと思っても困難だと思います。
嬉しい再発です。
何度も再生していますが、毎回違った音に聴こえてしまうのも、音を聴くというより、現象になってしまうからではないかと思うのです。
いま動いている目の前の事実と化す。
HOSANNAはヘブライ語で、救いという意味を持ち、キリスト教においては神を賛美する歓呼の叫びとして使われます。
膨大な時間のなかにて言葉は着々と人々の信仰を通したなかで天へと向かったのです。
弓場宗治という音楽家は静まり返った山間の信仰が生まれ育つ奈良にて、音を通し祈っていたのではないのかと思うのです。


盤面 M:Mint 新品同様
ジャケット M:Mint 新品同様
帯付き
解説書などは付いていません

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