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LOOP GURU / the third chamber CD

¥1,800

SOLD OUT

uk独自の地盤から生まれ出たであろう88年に発足したワールドミュージックとダンスミュージックの融合から膨大な作品群をリリースするレーベル"Nation Records"。
「チルアウト」というジャンルはヨーロッパを中心にダンスミュージック界隈から、独自に進化を遂げており、精神性を表す手法として多ジャンルにて、当時の現代的なソウルを表すために多用され広まっていきます。
ヒッピーやドラッグカルチャーが、そこに向かって誰もが入りこめない世界を本気で作っていたのであれば、パーソナルコンピューターも新興宗教での修行僧たちも奥地にまで向かった者たちの行き着く先が今作のような響きなのであれば、真理を求めた者たちのことを馬鹿には出来ないとも思うわけで。
その動きのもっとも素だと思っているのが、この"Nation Records"の動きで、ukではのちにこの動きがブリストルから生まれ出た音楽や元オネストジョーンズの店員でもあった、ジェームスラベルのMO'WAXからリリースを行っていたDJシャドウ、トリップホップの動きとも連動してくるのもまた大きなうねりになったように感じます。
最終地点はマッシブアタックのメザニーンあたりだとは思うのですが、このようなuk独自のチャンキーミュージック的素養は英国屈指のヘンテコ実験音楽シーンの重要人物でもある3人、DAVID TOOP、 STEVE BERESFORD、DAVID CUNNIGHAMのユニット"General Strike"の79年作"My Body"の登場から上記の流れの形成は予見できたのかもしれません。
"Nation Records"の話に戻ると、チルアウト系に名を連ねた面々やワールドミュージック系の重要アーティストが"Nation Records"から初期作品を揃ってリリースしているところも興味深く、タルヴィン・シンの初期作品やエイジアン・ダブ・ファウンデーションの初期作品のリリースをも行っています。
そんなレーベルの看板アーティストが、今作をリリースした「LOOP GURU」。
こちらのthe third chamberというアルバムは恐ろしいほどに真意をついた音になっていて、ダウンビートがどんどん音に溶けていく様が聴ける怪作。
トリップホップの最下層、地下の構造原理がこれほどのスピリチュアル・チル世界なのであれば、マッシブアタックが出そうとした「本物の重低音」の本当の意味が本作のノンビート作品を聴けばよく理解出来るはず。
このワールドミュージックチルアウトの流れは00年ぐらいにはアジア諸国、香港やインドネシアにまで飛び火し、当時のクラブカルチャーにも独自のチル感を残り香のように残しているのも面白いわけです。
この音楽的感覚は香港の90年代の映画作品やアジアの音楽が世界的な音楽と戦う時に見出した「アジアっぽい」エッセンスは細野晴臣のトロピカル三部作的発想と類似しており、26年現行のアーティストたちにもその手法は受け継がれ、生かされているように感じます。
今この辺りの音が復古されていないことが不思議なぐらいです。

CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット M-:Mint Minus 美品

https://youtu.be/75IxOwUpP_o?si=D9s5CoDK-KqkOjou

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