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pon hardy / D.E.M.O CD-R dead stock

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彼とは長い付き合いで、00年初頭に高校の遠足にて出会っています。
その後も音楽活動を行ってはいて、京都で活動を行っていました。ジャマールモスが初来日した京都のWHOOPEE’Sなどでパーティーを行っていたような。
実のことを言うと、彼はレーベルの第一作品の候補者の1人として名が上がっていた人物でした。
彼自身とても器用な人間で、何をやっても、すでに存在する音楽になってしまうというところで、野生のシミュレート能力が半端なかったわけですが、そのような理由にて音楽の限界を感じやめてしまったという、作者にとっては相当な問題だったのでしょう。
全てハード機材で作られるマシンミュージックはお気に入りのMACKIE 1604-VLZ PROミキサーに通されてエイブルトンに録音され完結していました。フェンダーに買収される前のローズピアノを所有しており、手弾きしているところも聴きどころ。
彼に昔の音源がないのか確認すると、彼の最終活動を行っていた06年あたりに、友達のイベントなどに行って目当ての女の子がいたら、実は俺音楽やってるねんと、ナンパ用に渡していたCD-Rが大量に見つかったということで、作家のご厚意にて、ダサい服を着た作者が写る、エロデッドストックCD-Rを譲り受けました。
彼はHypocrite(偽善者)という二人組のユニットを組んでおり、奈良のファンクストラングと呼んでいたのも、大阪ルーザーに出入りしていた二人組ですので、エレクトロニカヒップホップよりの楽曲作りを行っていたのですが、その後は、ひとりになり楽曲制作を行っていたように思います。
高校の時に吹奏楽のドラムだったということもあってか、生楽器などを入れたり色々なことをやっていましたが、彼の人間味溢れるしぶきが混じったような、ねちこいグルーヴが特徴で、私の友人が営む奈良のレコード屋店主曰く、彼の作る楽曲はセオパリッシュやろと言っていたので、そんなアホな笑と思い、帰って部屋のどこかにあった音源を掘り起こし聴いてみると、本当に私が好きだった、マシン剥き出しのセオのような楽曲が現れたので驚愕したのでした。
これは言い訳に過ぎませんが、そのことに気が付かなかったのも、彼のライブスタイルにありました。
白ブリーフ一枚とラップトップひとつで行われるライブスタイルはニューウェーブ、パンクスそのものであり、高速でラップトップ型のパソコンを開け閉めしながら、こんな音が鳴り響いていたのです。
挙げ句の果てにはそこに集まった人たち(観客たち)が自分たちの靴を彼のパンツに挟んでいく恒例行事があり、何足も靴が挟まったパンツ一丁の男がラップトップを睨んでいる姿などそこでしか拝めない光景でした。
パンパンに膨れ上がったパンツにラップトップを高速で開け閉めしているわけだから、もうその時点にて誰よりも普通では無かったのです。
そんな男が音楽を作ることをやめて、社会に溶け込んでいるのも、彼の彼女がそのライブを観て、我慢ならず、もうやめや!!とライブ中に彼を守った、あの日の光景は忘れることはありません。
文字通り恒例行事だからと言ったような困り果てた顔をした彼と本気で怒っていた彼女は、パンツに靴を入れようとする観客を華奢な腕を振り下ろして殴って制止したりとドンちゃん騒ぎだったライブだったわけなのですが、その後2人は結婚して、今は何物にも変え難い家族というラストリゾートへと彼はその手拍子の早さのように誰よりも早く、音楽から抜け出して、社会へと旅立ったのでした。
私は彼が作り出す世界が好きなのだと思います。
ちなみに、三曲目は私との競作で、彼の京都の家へ遊びに行ったときに作った即興劇です。
彼のアパートでの生活は心配になるぐらいに日々爆音を鳴らしまくっていて、案の定、上の階の人が、うるさい殺すぞと書いた鳥肌実のポストカードを玄関に貼られるぐらいに、むちゃくちゃな男だったのですが、そんな男が作るウインナーだけが入ったカレーを食べたのは私だけではないでしょうか。
寝よかと言ったときに、海の波の音をずっと鳴らしながら、お香などをたくものだから、無性に腹が立った思い出がよみがえる今日この頃であります。

CD盤面 EX+:Excellent Plus ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし
ジャケット EX+:Excellent Plus ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品
紙のCDケースはこちらで用意した物です。

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