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Cicada / pieces CD

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作曲とピアノを担当する江致潔 (Jesy Chiang)を中心に結成され、現在は4人編成にて活動する室内楽アンサンブル。
台湾でも大ヒットを記録した1stが今作。
2011年作品。
坂本龍一の影響を匂わす発言があるように、まるで映画のような、繊細なピアノ室内アンサンブルが聴く者に静かなる音を聴かせてくれます。
映画『ある男』の音楽を務め、第46回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞、25年に開催された大阪万博の台湾「TECH WORLD」館の音楽も務めている、実力派のデビュー作。
坂本龍一の名作「1996」などが好きな方には、Cicadaのアンサンブルが自然とすんなり入り込んでくると思います。
特にピアノの独奏で繰り広げられる「Lake's End」や室内楽アンサンブルが際立つ「失温」など、プログレ組曲をピアノ一本でやり抜く太さと、絶対的な江致潔の作曲への信頼を感じる音が重なれば、気がついた時にはクリムゾンキングの宮殿に迷い込んでしまったような、錯覚すら覚える名曲群に震えること間違いなし。
台湾という大地からは楊徳昌(エドワード・ヤン)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)、王童(ワン・トン)などの作品群が生まれていることは承知の事実であり、台湾ニューシネマで打ち出された日常生活や社会風景を丹念に写実する芸術性は確実に育ち、新しい世代へきっちりと受け継がれていることは、このように違ったフィールドにおいても受け継がれ育っていることがよくわかります。
台湾の10年代や現行の音楽シーンのひとつの特色として映画を連想させるアートワークやコンセプトが多いのも地層を感じます。

https://youtu.be/YGW-PRcNMgc?si=k5aSu7jY_MZU4_iN

https://youtu.be/4Wu4sO0SIj0?si=bfZqp8H7eHnzG_gd


CD盤面 EX+:Excellent Plus ごく軽い擦れあるが目立つ傷などなし・良品
ジャケット M-:Mint Minus 美品

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