SA・KI・KO玉川紗己子 / WINDS LAND CD
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ベテラン声優の玉川紗己子と楯直己による音楽ユニット、「SA・KI・KO」の1st。
96年作。
企画モノのようにも感じますが、96年という年代と日本クラウン、PANAMレーベルから作品が出ているというところに、なんとも新しい先端の音楽表現の動きを感じるわけです。
日本クラウンは新しい音楽文化の創造 と普及活動を念頭においた音楽会社で、傘下でもあるPANAMレーベルはクラウンのなかでも「擬似的な洋盤」として作られた和製ポップス系のレーベルなわけで、東芝でいう「エキスプレス」のようなものだと感じます。
そのような思想は現在では生きているのかはわからないのですが、00年代まではPANAMリリース作品を聴けば「生きている」ことがわかります。
かぐや姫や鈴木茂、細野晴臣、大貫妙子、たまなど、トロピカルダンディーと泰安洋行などもリリースされているわけですから、日本のシティーポップスを語るうえで外せないレーベルなのではないでしょうか。
そのような動きから、細野晴臣の動きなどに理解があった世界がまだまだこの96年にはPANAMにはあったのではと推測します。
この時代になると細野晴臣は裏方として、プロデュース業にも勤しむわけですが、エヴァンゲリオンのように96年あたりからはマニアックな趣向をひとりの少女に演じさせると言った、プロデュースワークが後に流行るわけで、かなりダークサイドを演じさせられたり、完全なるコントロールのうえでサイボーグ化する浜崎あゆみなどへと繋がっていくわけで。
このようなスピリチュアル系とアンビエントがまだまだ細分化されていない、世界観をテーマに活動する手法は地下アイドルの走りのようにも思えます。
そのような方法論が今回はベテランの人気声優のアイドル時代にて試されたのでは無いかと推測します。
96年というと、ドリームドルフィンがデビューしますし、99年辺りになると、ダークサイドを身にまった螢であったりと色々出てくるわけで、ドリームドルフィンの需要は細野晴臣の作品群などを出すfoa recordの動きなどと連動して、クラウン、PANAMに伝わってもおかしくないようにも思ったり。
それにしても、今作のキーマンは楯直己で、ディープアンビエントな楽曲を制作する楯直己のPOPSとアンビエンスの融合はディップイン・ザ・プールのような響きであって、しかしながら、ハウスマヌカンなムードよりかは当時を象徴する宗教的ニューエイジアンビエントな混合は、なかなかにユニークなニューエイジ歌謡作品を聴かせてくれます。
この頃のOVAのopにedはこれぐらいのアンビエンス豊かな楽曲がたくさんあったような気がします。ジャケ含め最強な仕上がり。
https://youtu.be/Rz4RVdIMVnM?si=qW3cDYtUQTIlaqj2
https://youtu.be/lxgXNbw-lC4?si=jnIcuYtnSkWiTwPn
https://youtu.be/Rz4RVdIMVnM?si=qW3cDYtUQTIlaqj2
https://youtu.be/Yl5Z5Au9rss?si=XHIMhAUyr48Ifizh
CD盤面 EX+:Excellent Plus ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品
ジャケット M-:Mint Minus 美品