Harry bertoia / unfolding CD
¥2,800
SOLD OUT
作品説明は氏が残された言葉を読んで頂くだけで充分だと感じます。下記に記します。
前衛的な家具デザイナーでもあり画家でもあったHARRY BERTOIAの擦過金属音響作品。
こちらの音源は16年に決定版として発売された11枚組のboxに収録されているぐらいで、それ以外では聴けることはないと思います。
16年からCD化が進んでるところをみても、93年時点で販売した、モダーンミュージックのP.S.Fのリリースの速さには驚きを隠せません。
モダーンミュージックは日本の音楽史において外せない活動をしていたお店であり、常連客のひとりに秋篠宮文仁親王がいらっしゃるということも有名な話しです。もしかすると聴いていたのではないかと勘ぐります。
NOISE 天皇を愛重していたと鉄板の一発ギャグをお持ちという噂も。
最新版に収録の同楽曲はマスターテープからのマスタリングだと思うのですが、たぶんこちらの作品は盤起こしとなります。盤起こしというところもなんだか93年のリアリズムを感じるわけで、マスターからリリースはされていないと推測します。
90年代や00年代に出ていた盤起こしのブート再発などの作品は個人的には好きだったりするのも、10年代に入るまでの再発音源の音は好みではなく、特にそこに愛が無ければデジタルにまみれたクソミソ野郎な音になり、哀しさを生むばかりです。
摩擦、針をこすりながら出す音はその作品に対する、やっぱり生々しいし、力強い気持ちだと感じます。物としても特別だと感じます。
以下ライナーより
「いよいよ貴方の録音を日本で初めてCD化して紹介できることになったんです。それで、色々伺いたいことがありまして。」
「今更、"SONAMBIENT”について何も説明はいらんよ。音は音だ。聴いて何か感じるならそれでいいじゃないか。何も感じなきゃそれだけのこと。」
もういいじゃないか。私は78年11月以来、既にこの世には居ないが、私の彫刻とその音響が残っている。人生の最後の一年程の間、私は声を失ってしまったんだが、そう気管支のガンのせいでね、それで文字通り彫刻の音は私の声になってしまったし、それがベリリウムをたくさん吸い込んでしまったことが原因だというなら、私はまさしく作品と一体にならざるを得なかったのかもしれない。
まあ、つまり全ての物はそれ自身の音を持ってるということだ。私はだから、音階とか調とかじゃなくて、音そのものの持ってる多くの関係を探索していきたいんだ。ケージとかヴァレーズのレコードも少しだが聴いてみた。
彼等が何をやったかは分かった気がする・・・...。しかし私の基本的な狙いは違う。その物自体に内包されているエナジーを解放してやるということ。もしそれが充分なものであれば、それは(響き)続けるだろうし、そうでないなら消え入ってしまうだろう・・・・・・そんなところだ。ところで君は私の音を聴いてどう思うんだい。
https://youtu.be/32sePPATMVI?si=f8uXKSPfIyv3Giij
CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX+:Excellent Plus 経年劣化が軽くあるも上質な状態・良品