1/4

PETER SCHERER / VERY NEON PET CD

¥1,800

残り1点

International shipping available

PETER SCHERERは、まだ正当な評価を受けていない音楽家だと思っています。
坂本龍一のビューティーあたりからの世界各国の音の混合手法はホルガーチューカイというより、PETER SCHERERの影響を受けているように感じます。しかしながら、ノーウェーブなニューヨークの一番美味しい「実験」を混ぜることが出来なかったのも、PETER SCHERERがそれをもうやってしまっていたからなのかもしれません。
80年代からビートの未来系を作り続けていた氏はアンビシャスラバーズにて、アートリンゼイとコンビを組んでいた片割れなわけですが、プログラミング、構成、編曲を行っていたのはPETER SCHERERであって、アンビシャスラバーズでのポップスを基盤とした展開、ノーウェーブな、あの時代の空気を混合させた音は、マテリアルなどとはちょっと違った、野蛮性をデザインするようにPETER SCHERERが作り出す音楽は打ち込まれた完全なる枠組みの中で、その概念は後のレフトフィールドなダンスミュージックなどの原風景と化しているところがとても興味深いわけです。
特に彼らが意識して未来像を作り上げたのではなく、彼らがやっていたことが、そうなってしまったというのはよくある話であって、アーサーラッセルなどもその部類の音楽だと感じます。
今作は95年作であり、ニューヨークのノーウェーブ一家やアンビシャスラバーズやアートリンゼイの繋がりにて集められた英雄たちが、PETER SCHERERのアートフォームの中に切り刻まれて、未来の電子音楽として、ノーウェーブが鳴っているところが凄すぎる作品。
ローリーアンダーソン、アートリンゼイ、ナナバスコンセロス、シロバプティスタなどが参加。マテリアルやテクノ化するイーノぽくもなく、ゴールデンパロミノスでもない、ジョンゾーンでもないわけだから、個性の最上級の世界の中でも異質です。PETER SCHERERの現行の作品などを聴いていると、2010年代にて、もう坂本龍一が死の前にたどり着いたビートレスな世界が広がっているわけです。
今作にはエイドリアンシャーウッドのミックスなども入ってますが、ふりかけのようなもんです。当時のインテリジェンステクノなんかの世界など蹴散らすような、ビートミュージックが刻まれていますので、聴いて頂きたい。
ちなみに93年放映の三上博史主演のドラマ「チャンス」にて、三上博史が演じた天才音楽家、本城裕二名義で歌った「夢 with You」はなんと、編曲がPETER SCHERERなのです。
この事に気がついた時にSNSで投稿すると、生前にプラスティックスで活動されていた中西俊夫さんが三上博史の家の近くに住まれていたようで、ここらへんのお話を丁寧にメッセージにて解説して頂いた良い想い出も巡ります。

https://youtu.be/mykKSNW6VO4?si=Z2OgRN3C4-Bh0eir

CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX+:Excellent Plus 経年劣化が軽くあるも上質な状態・良品

International shipping available

¥1,800

最近チェックした商品
    その他の商品