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NARRATIVES: Music For Fiction / PAUL SCHÜTZE VOICE OF EYE ROBERT RICH CD

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こちらの作品はPAUL SCHÜTZE、Voice of Eye、ROBERT RICH の楽曲を収めたコンピレーション。
96年作。
このような実験、アンビエント作品を集めた、良い塩梅のコンピレーションは00年に入ると量産されるわけですが(軽く作られていた作品も多し)こちらの作品は少し早い90年代中期に作られていたということもあって、なかなかに深い世界にて構築されたコンピ。
PAUL SCHÜTZEは映画音楽、即興演奏、インスタレーションアート、ビデオ、写真と異なる分野にて創作を展開するメルボルンの芸術家で、長年に渡り活動を行っている表現者です。
80年代に短命に終わるも、4枚の伝説的な作品を残したメルボルンのグループ「Laughing Hands」の仕掛け人。デビット・トゥープやビルラズウェルなどとのコラボ作など、多種多様に芸術活動を行う魔術師。ガムランから想起されたかの如く、耳と身体をほぐしていくような独自の立体エレクトロニクスは不協無き世界。リズムとアンビエンスの影響を実感するような、ほぐし系の音は最高に気持ち良い世界。
Voice of Eyeは、ニューメキシコ州タオスを拠点とする実験的アンビエント音楽デュオ。
89年に結成され、ダークアンビエント、ドローン、中東のワールドミュージックを融合させ、シャーマニズム的な世界線にて世界づくりを行っています。
使用されている楽器の多くは、手作りか、または大幅に改造されている楽器を使っているようで、ライブを見てみたいアンビエントデュオ。
ROBERT RICH は80年代からアンビエント、ニューエイジ作品を作る音楽家で、自作の音響・電子楽器、マイクロトーンハーモニー、コンピューターベースの信号処理などを駆使した独自の音が魅力。
1980年代にはスタンフォード大学の寮で「スリープコンサート」なる(どこかで聞いた話しですが)厄介なライブを開いたりとスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、クラウス・シュルツェ、クラスターに影響を受けたと公言しているような、この筋の住人のニューエイジは一筋縄にはいかない音の渦。
ブラックホールに吸い込まれるような、眠らせるためのネタ帳があるのではと思うぐらいに、「安定」を映し出すための多種多様な音の使い方はエイフェックスツインのアンビエントワークスvol.2の世界線が一曲に収まったような、34分の世界。
この御三方が繰り広げるダークアンビエントな世界線は、なかなかに筋好みのアンビエントミュージック。
揺れ動く不安を正常に戻してくれるような力強く透き通った音は深い体験になること間違いなし。

https://youtu.be/I5nptyPui28?si=b9h9DNyVMADZdy-G

CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX:Excellent 経年劣化があるも全く問題のない状態・良品

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