coonya / 特別 8cm CD
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98年といえば、宇多田ヒカルのオートマチックが発売された年であって、日本のJ-POPS史においても重要度の高い年になるのも、同年代のpopsにおいて海外のR&Bやダンスミュージックのシミュレートが独自の高レベルに達していたことが、特にこの時代の楽曲群を聴いているとよくわかるわけです。
具島直子の"miss G"や97年リリース、"candy"などのタイムレスな名曲が生まれ出るこの流れを見ていても分かるように、ある一定のラインを超えてしまっていた時間の音楽でもあり、本場に並びながら、自らの国のpopsと違和感なく同化した日本産POPSが量産される良き時間。
藤井風などの現象の地盤のような元年。
宇多田ヒカルのオートマチックに、Akこと柿原 朱美の"yes"しかり、この2作が同時期に出ていただけでも濃厚になるような年に落とされた、名もなき女性ボーカル"クーニャ"の98年作。
特に聴いて欲しいのが、二曲目のwith time。
なかなかに聴かせてくれる、アーバンR&Bが炸裂しています。歌声も癖になるような。
90年代後半からのJ-POPSは外国の憧れをついに自分のものにしたような音が多く、ぽっとでのアーティストでも素晴らしい作品が多いように思います。
00年代に入ってくるとその手法はマンネリ化して、独自の世界を作り上げる個性的なバンドやアーティストが出てくるきっかけとなるわけですが、ある一定のクオリティは呼吸のように残っていくもので、音楽形態が変化したとしても、はっぴいえんどなどが作り上げた理論を自分たちの物で終わらせず、開示したことの意味が今日の日本の音楽を作っていったと解釈しています。
CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX:Excellent 経年劣化があるも全く問題のない状態・良品