IAN O'BRIEN / GIGANTIC DAYS CD
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テクノといっても色々な細分化が出来ますし、今やその細分化されたジャンルからさらに細分化されて、歴史が積み重なるわけで。
シンセサイザーなどの出現にてエレクトリックな要素と現行の音楽手法が入り混じる78年頃から80年に入るまでをクロスオーバー期とするならば、90年代に入る前夜にてシカゴやデトロイトで発生したテクノがukへと入って、アシッドハウスやレイブカルチャーなどへと移行していく傍らにて、多種多様な文化が入り混じり、エレクトロニカやレアグルーヴ、アシッドジャズなどのジャズやソウル、ファンクなどで踊る硬派なシーンからレイヴの熱を覚ますために脳内ベッドルームを作り上げたりと表現は想像もつかない動きを現し始めるわけですが、それがどんどんライブハウスではなく、クラブからの動きへと変わっていきます。
その最盛期、一般化された99年あたりからはクラブカルチャーが中心となり様々な音楽がクロスオーバーされた時期のように感じます。
上記でも書いたクロスオーバー期に起こったことを当時の音楽マニアや知識人が現代的にムーブメントとして再現するが如く、何かが動き出した年にも思えます。
イギリスやドイツからの流れから生まれたフューチャージャズやニュージャズの影響下にて、"ジャズ"が音楽全体に革命を起こした時代の始まりがこのイアンオブライアンの今作が生まれた年ぐらいの動きなのではと思ったり。
uk音楽がその広がりをアンダーグラウンドからきっちり作り上げていたようにも思えるわけです。その底力が姿を現したのも95年ぐらいまでのukロックの流れからメインストリームに躍り出たような、ケミカルブラザーズやファットボーイスリムの流れへと繋がるように感じます。
今でもナイスなハウスミュージックを制作するジンプスターやベルリンのコンポストの流れからのアシッド・ジャズの思想をダンスミュージックへと比率を傾けたジャザノヴァに日本ではUFOなど。
イアン・オブライアンはそんな時間にアンダーグラウンド・レジスタンスの“ハイテック・ジャズ” への返答として自らの音楽を作り出していたと考えます。
イアン・オブライアンはウェザー・リポートやチック・コリアのような1970年代のフュージョンやスティーヴィー・ワンダーなどの影響下からフュージョンバンドにて演奏を行なっており、マッド・マイクの影響を模倣だけではなく、まるっきりひっくり返し、なんともジャズフュージョンの基盤を全面に押し出したことが、よりジャズが本来持っていたジャズの考え方であって、そのような答えを出したことが今でもオリジナリティが保たれている理由だと感じます。
イアンオブラインアンにとって、初の日本盤となる99年の今作はイアンオブライアンの作品のなかでも特別な輝きを放つ作品。
店主はこの作品を知ったのはボアダムスの山塚アイが雑誌の中でイチオシしていて、あの山塚アイがこんな音楽を紹介するなんて、時代が変わるかもしれないと衝撃を受けました。
イアンオブライアンは日本に在住しており、レギュラーパーティにてゲストで来て頂いたときに当時覚えたての日本語にてこちらのレコードにサインを頂いた、良い想い出が残る作品です。
CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX:Excellent 経年劣化があるも全く問題のない状態・良品