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the brand new heavies / dream come true CD

¥1,600

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ukのシーンではジャズが絶えず中心的な役割を行ってきたように思うのも、その音楽的思想から、文化人にコレクター、レコードショップに演奏者、そしてハードリスナーにおいて時代や表現手法を変えて、ときに集団となり、現在まで価値を落とすことなく守り育てられた音楽なのだと思っています。
そんなukにて海賊ラジオからイギリスの国営放送BBCにてラジオ番組まで持つまでにのし上がったジャイルスピータソンがトーキンラウドレーベルをスタートさせたのが89年。アシッドジャズのムーブメントは日本にもやってくることになるわけで。
ムーブメントのエネルギーを爆発させ、世界的な人気へと広がっていったのも、こちらのthe brand new heaviesやガリアーノにヤングディサイプルズ、みんな大好きジャミロクワイなどがきっちり結果を残したからだと思っています。
このアシッドジャズというムーブメントの面白いところは当時新しいビートが生まれていた、クラブシーンにて生まれ、世界中に増殖したハウスやグラウンドビートを取り入れながらもジャズを中心に置いたというところがユニーク。それはジャズコレクターの幅広い、知の地平からジャズを中心に置きながらも、現代的に鳴らすことに終始中心を置いたことが大きな流れになった要因だと考えています。
権威主義が渦巻くモダンジャズファンからは煙たがれた、70年代ジャズファンクやクロスオーバージャズにフュージョンといったオーセンティックではないとされていたジャズを掘り起こしたのは、ジャイルスたちDJ陣の手によってそれは鳴らされていたのです。ジャズでダンスすることが当時は新鮮だったのかもしれませんが、この流れはレアグルーヴムーブメントにこのアシッドジャズの動き、のちにクラブ文化がその思想をダンスミュージックへと昇華して、フューチャージャズの地平へと繋がっていきます。
このアシッドジャズムーブメントの興味深いところはクラブという空間にて養われた、そして、インターネットもなかった世の中において、どの音楽表現よりも増殖して、世界中へとその表現は飛び火していきます。
世界中でクラブの思想は急速に広がっていき、その愛は誠実だったゆえに語られ続け、クラシックとして愛された楽曲は永遠に音楽ラバーたちに愛されるわけです。
それは部屋で聴いていた音楽が、クラブという特殊な"音響"の世界において鳴らされることによる新しい"体感"がどの音楽体験よりも真理に近づいたのだと感じますし、それはDJを神聖化する、文学的なハウス文化にカウンターとして表れたDJやイベントの名も無くなっていく、テクノ文化、レイブカルチャーの到来を予感させますし、スピリチュアルな観点においても重要であった日本の独自路線によるレイブの捉えられ方は新興宗教などの勧誘手法とも類似するわけであって、それは身体的な体感を真理のように頭が発達し過ぎた当時の新人類にとって身体の欠落は落とし穴であり、極上の快楽であったように感じます。
98年、アシッドジャズのムーブメントが約10年となった、best of the acid jazz yearsとこちらの作品に書いてあるように、ヴァーチャルインサニティー収録のTravelling Without Moving のヒットにてスターダムにのし上がったジャミロクワイが99年に日本ではオリコン2位、約73万枚と最も売れた、シンクロナイズドが出るちょうど間にリリースされた、ムーブメントの柱的グループの作品。
トーキングラウド、アシッドジャズムーブメントが最盛期であった90年代初頭にジャイルスやヤングディサイプルズのベーシストでもあるDJマルコも言及しているように、生の楽器で演奏していることを大きなトレードマークとしており、それもukでは打ち込まれたアシッドハウスやレイブが社会現象になっていた後に爆発した不満でもあるように同じ国のなかにて、アンビエントチルアウトやこのようなアシッドジャズムーブメントが同時に存在した充実した季節だったのではと容易に考えられます。
デトロイトやシカゴからのテクノやインテリジェンステクノに対するカウンターとしてジャズやジャズファンク、ブラックミュージックから始まっているこの思想は99年あたりのアメリカのヒップホップやネオソウルの面々の思想にも浸透していたのではと考えます。
生が当たり前になればまたマシンの時代が到来する。そのループのなかで音楽は深みを増していくのだと思います。
今作の内容はというと極上の演奏が聴ける、太い音楽連鎖を感じる内容。
今欲しい心得た音のオンパレード。
起点がここなのだとすれば、ラブタンバリンズが日本のリスナーに向けて作っていた、その違った部分を聴き比べる事もできますし、ジャミロクワイがどうして特別だったのかも理解できます。マッシブアタックがどこに焦点を当てていたのか、それは過剰な焦点比率にてトリップポップが出来上がっていたことなどもわかると思います。

CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX:Excellent 経年劣化があるも全く問題のない状態・良品

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