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the brand new heavies / never stop CD

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"acid jazz"はDJ文化から構築された音楽スタイルであり、そこでプレイされるジャズやファンクといった黒人音楽の創作者と同じ目線にて鳴らされた現象だったように思います。
ブリストルの音楽やシャーデーなどの出現にシャカタクなど、そう考えるとイギリスではこの手のジャズ復興は同時多発的に起こっていたように思えたり。
ここでジャイルス含め、オタク文化の香りがするのも、オーセンティックなジャズ愛好家から毛嫌いされていたジャズファンクやクロスオーバージャズにフュージョンといった、いわゆるモダンジャズ派とは違った、新しい音楽スタイルを再復興させ、クラブで踊った音楽愛好家たちが自ら演奏者となり、先駆者たちの音を再構築かつ生演奏を通して、身体的な刺激へと変えて行った流れは特に90年代の若者が求めていたことが丸々詰め込まれた娯楽だったように感じます。
今作ではthe brand new heaviesという現象をいち早くアメリカやイギリスなどに知らしめた力作であり、acid jazzの総本山、トーキングラウドより先にこのムーブメントの存在をアピールした重要作。特にオタク感むき出しなのも、ボーカル以外の演奏部分はジャズファンクの愛情に溢れており、レコードから鳴り響いた音楽に味付けなく、生演奏と先端のマシンを使い、素材そのままを現行の録音環境にて楽しむマニアックな音像にはクラブミュージックフリークたちもそのストイックな世界に唖然となるぐらいに本格的な音を鳴らしていたことが、今でもタイムレスに響く理由だと思います。
acid jazzの音楽群はその後の90年代ヒップホップやフューチャージャズといった一番に香ばしい音楽の基礎的な形を形成しているように感じます。特に今作の"Stay This Way"なんかジャミロクワイそのまんまなのも面白い。
ここには知の巨人の知性とハウスから受け継がれたオーディオ的、音響体験としてのダンスミュージックの概念が合わさり、それは現在地点にて、その時でしかない絶対的な若さの上にて理想的な音で"ジャズ"が鳴っているといった状況が必要不可欠。
この方法論はいつの時代も有効な発明であり、チカーノソウルなどのムーブメントもまさにこの手法のサンプリングだと感じます。

CD盤面 M-:Mint Minus 美品
ジャケット EX:Excellent 経年劣化があるも全く問題のない状態・良品

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