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岡野弘幹 / ama CD

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ドイツのクラウスシュルツが主催するレーベルからのリリース経歴もあり、細野晴臣のスピリチュアル期にライブを一緒に行ったりと日本のチルアウト、アンビエント領域だけではなく、ワールドワイドに流行りではない本気のヒッピーが行き着いた現代的な民族音像の世界に挑んでいた岡野弘幹。
90年代から本格的に、この手のスピリチュアル系やらヒーリング系の"癒し"音楽がたくさんリリースされていたなかで、シンセサイザー音楽の成れの果てから生まれ出たシンセ音楽や、シンセ、民族音楽などを駆使して作り上げられたPOPS領域からの返答、クラシック畑の安直な商業主義が作り上げたエコー重視なフィーリングミュージックなど。
99年の流行語に「癒し」という言葉が選ばれて、その流れに乗り坂本龍一の楽曲が社会現象になるなど、このような流れを見ていくと音楽がどのような意図で当時聴かれていたのかがわかるように思えたり。
そんな中でもそことは違った線上にて、音楽のジャンル化が難しい"響き"や古来人間が行ってきた神との対話にて使用されてきた、ある種のムードミュージック、それは動物的な領域を人が体感できるように噛み砕いた音としての言葉を追求してきた、先住民族が作り上げてきた世界を岡野弘幹は当時先端の機材や民族音楽などを用いて表しているところを聴くと、また全然趣向は違えどヒッピードラッグ文化がパーソナルコンピュータに行き着いた道のりがbgmとして鳴り響くわけで。
風のまつり、RAINBOW2000、フジロック・フェスティバル、イギリスのグラストンベリーなど、日本の音楽の歴史において重要なフェスや祭りには出演しており、当時このような路線は先端としてあったことがわかる、ディープマインドミュージック。
世界的な活動に繋がっていった、シュルツのレーベルからリリースされた作品群なども入っているところがまた最高で、岡野弘幹の音楽を知るために必要な要素が詰まったベスト盤。
POPS世界の裏面的90年ディープサウンドを堪能してほしい。

CD盤面 EX+:ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品
ジャケット EX-:軽いスレ、傷や汚れ、シミがある状態・並品

https://youtu.be/sNb7kWmORB0?si=uATqfGwNIcO-Byyk
時代的に近い音資料です。細野さんとの共演ビデオ。

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