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SILENT POETS / "FOR NOTHING" CD

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現在は下田法晴のソロプロジェクトですが、今作は春野高広との2人時代の作品であり、春野高広 は00年に脱退し、LITTLE TEMPOにて活動を行っています。
Nujabesがこれだけの評価を受けていて(アニメ作品などに楽曲提供していたところなどは大きいとは思いますが)、SILENT POETS がなぜにこれぐらいの評価に落ち着いているのかがよくわからないわけで。
今作は97年作。
現在、マッシヴアタックやポーティスヘッドなどのダウンテンポ勢の人気が高まっているように感じますが、この時点でもうSILENT POETS は独自のダウンテンポ表現の形をどの音楽家たちよりもクオリティ高く作り上げていたところはやっぱり凄いと思ってしまいます。
イギリスでもアメリカでもない、ここ日本にて打ち鳴らされた音楽だったといった事実もなんとも誇らしい。
血が通わぬマシンに血が流し込まれた瞬間が聴きとれるビートメイクが聴こえてくるところが最高で、イメージ、アーカイブ、多彩なゲストボーカルが絡み出し、それはYMOがグルーヴを無くすために機材を使用した美意識がAIのように人間味を学習するようにこの後のテクノやハウスが向かったマシンソウルなる"グルーヴ"へとここ日本にて、いち早く近づいた世界線を作り上げていたのがSILENT POETSだと思ったり。
その冷酷なビートにて描ききった"心象風景"は、ちょっと他の音楽家たちが出来なかった、独自の美学が聴こえてきます。
暴力的な美は叩きつけるが如く、撃ち込まれたビートは今聴くと、そこにはフィッシュマンズが描こうとした世界も、もうここにあるようにも感じますし、Nujabesのお手本のような、大木のようなビート世界を聴いてほしい。

CD盤面 EX+:ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品
ジャケット EX-:軽いスレ、傷や汚れ、シミがある状態・並品

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