Fax / Ruido De Fondo CD
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メキシコ出身の電子音楽家Rubén Alonso Tamayoの音楽プロジェクト"Fax"。
Static Discosなるレーベルを運営しながら、グラフィックデザイナーとしても活動する氏は90年代にはロックバンドで活動を行っており、徐々に活動の場がソロワークスへと移行、エレクトロニカ、ダブミニマルテクノへと音の軸が移り変わっていくわけで。
2022年までにコンスタントにアルバムがリリースされているところがこれまた凄く、追っていけばシューゲイザー的な音のアプローチや80sアートディスコ色を強めたような作品など多彩。
しかしながら、今作でも味わえる、繊細なアンビエンスたっぷりなシンセレイヤーはずっと生き続けているところを聴くと氏のトレードマークのように感じたり。
今作は03年ということもあって、DTM制作の初期にあたる世紀であって、当時のエレクトロニカやグリッチテクノ感満載で、卓越した技巧と繊細なシンセワークにて編み上げられた音はタイムレスに今でも聴けるところがなんともプロの仕事。名作。
SNDの世界線やVladislav Delayに繋がってくるメキシコからのエレクトロの便りを聴いてほしい。
なんせフォークギターのようにパーソナルコンピュータでの作曲が一般化した元年なわけだから、プロも素人もごちゃ混ぜにてシーンに作品が台風の如く溢れて、瞬時に消えたなんとも"現象"のようなニーズだったので、なかなかにハズレも多かったのですが、今になるとこのような当たりの作品をきっちり聴いて、00年代のエレクトロニカシーンの凄まじさを感じてほしいと思ったり。
CD盤面 EX+:ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品
ジャケット EX-:軽いスレ、傷や汚れ、シミがある状態・並品