1/4

STEVE REICH / REICH:REMIXED CD

¥2,800($17.66)

残り1点

International shipping available

60年代当時、主音を中心とする仕組みに基づいて作られた"調性音楽"に対してのカウンターとしてミニマルミュージックや実験音楽はあったはずで、そのようなアカデミックな音楽界において、どうして調整音楽は全否定されるのかといった素朴な疑問から音楽史においての"大発明"をしてしまった、巨匠STEVE REICH。
ライヒの音楽は現代音楽の方法論の角度を少し変えながら、きっちり実験音楽の思想に基づき作り上げられたところが素晴らしかったと思うわけで。
そんなライヒが初めて監修した、ライヒ公認のリミックス作品が本作。99年作品。
反復する音楽、テクノの始祖というのも諸説あるわけですが、このようにふわふわした散らばる説に音楽的返答をしたような本作は、ライヒの音楽がどれほどの強度にて"現代"に残っているのかを知らしめた作品のように感じます。
日本からはライヒ手法を多用したエレクトロニカ作品を世に送り込んでいた"竹村延和"にテクノゴット"ケンイシイ"。
"コールドカット"や"Howie B"など脂の乗った音楽家たちが参加している作品ではありますが、なんといってもライヒ使い作品の中でも高純度かつ、原曲の持つ特徴を崩さず、別の物語を作り上げた、ライヒ使いのマスター的存在、"D*Note"が参加しているところなど、陣営サイドもよくわかっている感じが嬉しい作品。
当時ジャケ有の CDやレコードが巷に溢れていたのですが、こちらのプロモオンリー盤はかなり珍しいと思います。
しかもプロモながら、かなり凝った別仕様になっているのがなんともマニア心をくすぐる一品。
今やオリジナリティの観点から話をすれば、テープ装置を使用した"It's Gonna Rain"に"Come Out"などは現代音楽らしい作品で、調性された音楽にて新しい形の模索が始まるのが60年終わりから70年代にかけてであり、その期間に実験が繰り返された結果生まれ出たであろう74年の"18人の音楽家のための音楽"のファーストショット"Pulses"の緊迫感と新しい音の革新が形になっていく音楽の強度は計り知れないように感じます。
演奏家が増えることによる音響心理学的な効果に着目したライヒ作品は、現代音楽的観点から見つけ出した方法を"音楽"に落とし込んで行く作業がライヒ本人にて深掘りされていくわけで。
一定の短いメロディを反復させ、反復のハーモニーとベースラインなどを抜き差しせず、音の強弱(フェードイン、フェードアウト)、ミニマルミュージックと言いながら実は数の美学、音の数を増やしていく波の構成から生まれる音の表情を重要視した方法論から生まれたスタイルは初期のサンプラーの録音時間が短いといった理由があったにせよ、テクノが生まれ出た時にライヒの音楽は大きな後押しになったことは安易に想像がつきます。
原始的な発想だとは思いますが、やっぱり"音量"に対してのこだわり、そこでの動きを具現化するといったことが、人が一番に驚く、衝撃を与える身近にある最強の手段だと思うわけで。
yoshi wada、ベートーベンしかり、そこのところの方法論の穴に入り込んだ音楽家の人生と音の話は轟音の如く美しいわけです。


CD盤面 EX+:ごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品
ジャケット EX-:軽いスレ、傷や汚れ、シミがある状態・並品

International shipping available

¥2,800 ($17.66)

最近チェックした商品
    その他の商品